【施術中NG②】勝手に動く・体勢を崩す｜安心感を失うNG行動

■ なぜ“勝手に動く”と警戒されるのか

① 施術の安全性が崩れる

施術は、
お客様が動かない前提で力加減や体重移動が設計されています。

突然の動きは、
怪我・事故・施術ミスにつながるリスクがあります。

② 意図が読めず不安になる

セラピストは常に、
お客様の動き＝何か意図があるかもと感じ取ります。

理由の分からない動きは、
警戒心を一気に高める要因です。

③ 「落ち着かない客」と印象づく

頻繁に動くお客様は、
リラックスできていない・集中できない印象を与えます。

結果として、
施術が淡白になることもあります。

■ よくあるNG例（無意識にやりがち）

① 断りなく体勢を変える

足を組み替える、腰を浮かすなどは特にNGです。

② 施術中にゴロゴロ動く

リラックスのつもりでも、落ち着きがない印象になります。

③ 上体を起こす・振り返る

セラピストは一瞬で緊張状態に入ります。

④ 呼吸やリズムに合わせて動く

無意識でも、施術の妨げになります。

■ なぜ動いてしまうのか（心理）

• 緊張して体が落ち着かない
• 気持ちよさに反応してしまう
• 長時間同じ姿勢がつらい

ですが、
理由があっても無言で動くのはNGです。

■ セラピストに安心される“正解対応”

① 動く前に必ず一言

「少し体勢変えてもいいですか？」
この一言で、印象は大きく変わります。

② 違和感は我慢せず言葉で伝える

黙って動くより、伝える方が信頼されます。

③ 基本は“委ねる姿勢”を意識

力を抜き、呼吸を整えるだけで十分です。

■ 動かない人ほど「施術しやすい良客」

体を預けてくれるお客様は、
セラピストにとって非常に施術しやすい存在です。

その結果、
施術の深さ・丁寧さ・満足度が自然と高まります。

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